背中痩せ

2021.07.21

広背筋ストレッチを効果的に簡単に行う方法を動画で紹介

広背筋ストレッチは健康や美容に高い効果がある話題のストレッチ方法で、人気の秘密は、即効性の高さと誰でも手軽に出来る点にあります。

姿勢改善・肩こり防止・疲労回復・背中痩せと、幅広い効果が一度に手に入るので、自分の得たい効果がひとつでもある人は試す価値ありです。

やり方のポイントや正しいフォームを動画で解説するので、一緒にやってみてください。また、挫折してしまいがちなストレッチを簡単に行える方法についても紹介するので、継続も簡単です。

INDEX

広背筋ストレッチの効果

広背筋ストレッチは誰でも出来る手軽なストレッチにもかかわらず、筋トレや運動を行うのと同様の効果が期待出来るすぐれものです。広背筋ストレッチで得られる、5つのうれしい効果について紹介します。

姿勢改善

広背筋ストレッチは、猫背や背中のゆがみといった姿勢改善に効果的です。

背中の筋肉である広背筋を鍛えることで正しい姿勢をたもて、肩関節や胸筋をひらくことで丸まった肩が徐々に改善されていきます。

また、体の体幹を意識しながらお尻をうしろに引く動きにより、骨盤まわりを整える効果も期待出来ます。骨盤のゆがみや背中のゆがみがなくなれば、バランスの良いボディライン作りにも効果的です。

肩こり腰痛防止

デスクワークや車の運転で長時間同じ姿勢をとることが多い人は、肩や腰周りの筋肉が凝り固まってしまい、肩こりや腰痛が起こります。

広背筋ストレッチでは肩や腰周りの筋肉や関節をほぐすことで、肩こりや腰痛の防止が出来ます。また、肩や腰周りの筋力が上がることで日常動作で筋肉にかかる負担が減り、痛みが起こる原因を根本から解消出来るのです。

柔軟性アップ

広背筋ストレッチでは背中はもちろん、肩や腕、足首といった体のさまざまな部位を同時にほぐすことが可能です。 体の柔軟性が上がるので、ケガをしにくく疲れにくい、しなやかな体が手に入ります。

脚のストレッチや肩のストレッチといった、パーツごとのストレッチはよくありますが、広背筋ストレッチは広い範囲にアプローチ出来るので忙しい人にも最適です。

疲労回復

広背筋ストレッチは、体の疲労回復にも役立ちます。肩こりや腰痛の改善にともない、首の疲れやこりから来る頭痛にも効果的で、脚のむくみ全身の倦怠感といった、疲れによる体のだるさも軽減出来ます。

体のなかでもとくに大きな筋肉である広背筋のこりをほぐすことで、背中に直接関係がなく思える体の不調にも効果が上がるのです。

背中痩せ

広背筋ストレッチはただのストレッチではなく、体幹を使ってバランスをとりながらのストレッチなので、高い筋トレ効果が得られます。

普段はなかなか使うことの少ない背中の筋肉にアプローチすることで、脂肪燃焼をうながし背中の引き締めが可能です。

体全体の血行を促進することも出来るので、体に不要な老廃物や水分が体外へ排出し、脂肪がつきにくくむくみにくい体へ変化します。

広背筋ストレッチを簡単に行う方法

体が硬くてストレッチは苦手…といった人に向けて、広背筋ストレッチを簡単に行えるコツを紹介します。ストレスなく出来る方法をとれば、継続も簡単です。

無理はせずに気持ちの良いところまで伸ばす

    ストレッチは痛いところまで頑張って伸ばすものだ、と誤解している人も多いのですが無理をしすぎるとかえって体を痛めてしまいます。

    柔軟性は毎日行ううちに自然と身につくものなので、はじめから無理をする必要はありません。体が気持ちいいと思えるところまで、しっかり伸ばしてください。

    広背筋ストレッチは、背中だけではなくさまざまな部位のストレッチが同時に行えるため、無理をしなくても充分な効果が得られます。

毎日行わなくてもOK

    毎日絶対に行わなくてはいけない、というストレスから運動やストレッチが嫌いになる人は多いもの。毎日行えば効果は上がりますが、嫌々行っても充分な効果は出ません。

    体調の悪い日やどうしても気分がのらない日は、思い切ってストレッチをお休みしてください。昨日やらなかったから3日は続けて頑張ろう、と言ったモチベーションアップが出来ればOKです。

入浴後の血行が良い時に行う

    体が冷えて固まっている時は、筋肉がほぐれておらずストレッチも行いにくいです。とくに柔軟性のなさが気になる人は、入浴後の血行の良い時にストレッチを行ってください。

    全身の筋肉が柔らかくなっている入浴後は、柔軟性が高まるうえに脂肪燃焼効果も上がっています。ストレッチを簡単に出来るうえに、ダイエット効果も高めてくれるので一石二鳥です。

ヨガマットや布団の上で行う

    硬いフローリングの上や薄い絨毯の上での広背筋ストレッチは、ひざや脚が痛くなるのでおすすめ出来ません。

    体が思いっきり伸ばせない硬い床であることが原因で、ストレッチが上手に行えないのでは本末転倒なので、広背筋ストレッチを行う際には、ヨガマットや布団の上で行ってください。

    布団の上では出来ないポーズやエクササイズも多いので、ダイエットを続ける人はヨガマットの購入をおすすめします。

ライフィット編集部

背中痩せ効果がうれしい広背筋ストレッチ。今すぐ出来る簡単なやり方を見ていきましょう!

肩こりにも背中痩せにも!簡単に出来る広背筋ストレッチ

肩こりや背中痩せに効果が高く、柔軟性に自信がなくても行える、広背筋ストレッチを紹介します。しっかり筋肉のコリをほぐせば、リフレッシュしながらダイエット効果が上げられます。

背中スッキリ! 広背筋ストレッチ

広背筋ストレッチのやり方
正座の状態からつまさきを立たせる
右手を伸ばして前につき、その延長線上に左手をつく
頭を下げながらお尻をうしろにひく
20秒キープしたら反対側も同様に行う
広背筋ストレッチのポイントはココ!

より正確に気持ちよく広背筋ストレッチを行うには、正しいフォームをとることが大切です。

広背筋ストレッチのポイントを知れば、腰や背中を痛める心配もなくラクにストレッチが行えます。

  • 前側にくる手はしっかり伸ばす
  • 置いた手の位置は動かさない
  • 首は内側に丸めすぎず自然な位置で
  • 背中の筋肉が伸びるのを意識する
  • 体の軸がまっすぐに、右や左へ倒さない

広背筋ストレッチは筋トレとは性質が異なるため、体に多くの負荷をかける必要はありません。

手の位置や体の軸といったフォームを正しくとったあとは、無理にお尻をひかずに出来る範囲でゆっくり伸ばしていってください。バランスがとれずにお尻をうしろにひけない場合は、両手の間を少しだけ広めにとると体を支えやすくなります。

ライフィット編集部

筋トレではなくあくまでストレッチです!無理をせず気持ちの良い伸びを行いましょう。

広背筋ストレッチでダイエット効果を上げる方法3選

ダイエット効果も得られる広背筋ストレッチですが、やり方に工夫をくわえれば効果をグンと高めることが出来ます。効果を高めるやり方や一緒にとりいれるとダイエット効果が上がる運動をご紹介します。

ストレッチ後に有酸素運動をとりいれる

広背筋ストレッチで背中の筋肉をしっかりほぐしたあとは、体がぽかぽか温かく脂肪を燃焼しやすい状態です。代謝が高まった状態でウォーキングや踏み台昇降運動といった有酸素運動をとりいれれば、普段よりもダイエット効果が高まります。

忙しくて運動を行う時間がないという人は、通勤前や買い物へ行く前、家事を行う前に広背筋ストレッチを行うのがおすすめです。

なにかしらの活動をおこなう前に広背筋ストレッチをとりいれれば、日常動作のカロリー消費量も上がりダイエットに役立ちます。

継続して行う

広背筋ストレッチは、続けることでダイエット効果がどんどん上がるエクササイズです。

肉を使うことによる血行促進効果や筋力増強効果は、1回2回のストレッチでは得られません。とくに筋肉が硬くなっているはじめのうちは、毎日ストレッチを継続すると効果が出やすくなります。

ストレッチの習慣が身について、体がしっかりほぐれてくれば2日に1回のペースと間隔をあけてもOKです。

背中の筋肉を意識する

広背筋ストレッチでダイエット効果を上げるためには、筋肉をしっかり使わなくてはなりません。

広背筋ストレッチで筋トレ効果を高められるのは、20秒間の体制をキープしている時と、体をうしろに伸ばしていく時です。広背筋を使っていることを意識して、体を伸ばしていってください。

筋肉を使う際には呼吸をゆっくり吐きながら行うと、柔軟性や脂肪燃焼効果が高まる有酸素運動となるのでおすすめです。

ライフィット編集部

広背筋ストレッチでダイエット効果を上げたい場合は、これらの方法をぜひ試してみてくださいね!

肩こり解消や姿勢改善には広背筋ストレッチ!効果的なやり方で続けてみよう

広背筋ストレッチには、肩こり解消姿勢改善背中痩せ効果と、多くの効果が期待出来ます。スピーディーに効果を上げたいのなら、正しいやり方で継続して行うことが大切です。

1回に何十分も続けて行う必要はなく、1~2分のストレッチで充分効果が得られます。無理をしすぎるとなかなか続きませんので、頑張りすぎずに気楽に構えることが継続につながります。

リフレッシュ効果やダイエット効果がのぞめる広背筋ストレッチで、さまざまな体の悩みを解決してください。

ライフィット編集部

1番大切なことは楽しん続けることです。ストレッチでダイエットを成功させるために、これだけはしっかり覚えておいてくださいね!

【監修】
パーソナルトレーナー:湯浅 陸

TO SHARE

この記事をシェアする