コラム

2021.07.21

12時間ダイエットは痩せる?効果と体験者の口コミを調査!

ダイエットという言葉で思いつくのは、食事制限などの辛いイメージではないでしょうか?しかし、起床後12時間以内に食事を済ませるのみで、無理せず痩せることができる方法が12時間ダイエットです。

ただ、12時間ダイエットは正しい知識をもって取り組まないと、体に負担やストレスがかかってしまう可能性があります。

この記事では12時間ダイエットを成功させるポイントがあるのか?ここからは、12時間ダイエット行う上での重要ポイントについて解説していきます。

INDEX

12時間ダイエットとは?

12時間ダイエットとは、起床してから、12時間以内に一日の全ての食事を済ませ、その後の12時間は一切食事をしないファスティング(プチ断食)の一種です。

モデル・長谷川潤さんが、12時間食事をしないことを徹底し、体重減に成功したことで12時間ダイエットは注目を集めました。

通常、ファスティングは普段の食事をスープなどの液体に置き換えたり、数日間、食べ物を一切口にしないなどの食事制限をする必要がありますが、12時間ダイエットにはそういった食事制限はないです。

起床から12時間以内であれば、何を食べても良いダイエット方法です。

食事制限を伴うダイエットだと、ストレスがたまり、挫折する可能性が高いです。結果として、やけ食いをしてしまうなどリバウンドにつながる恐れがあります。

一方で、食事制限を行なわない12時間ダイエットは簡単かつストレスをためず、無理することなく継続できる点がおすすめなダイエット方法となっています。

12時間ダイエットはどんな効果が期待できる?

12時間ダイエットの効果で期待できるメリットは次の3つです。

起床後12時間以内に食事を済ませると脂肪が蓄積しにくくなる

起床後12時間は食事で取り込まれたエネルギーが消費されやすい時間帯です。

つまり、消費されやすい時間内に食事をとると効率よくエネルギーが消費されるため、体内に余ったエネルギーが脂肪に変わるのを防ぎます。

その結果、体脂肪や内臓脂肪が蓄積しにくい体となり、ダイエットだけでなく糖尿病などの生活習慣病も未然に防ぐことができます。

12時間以上空腹状態にすると脂肪の燃焼が活発になる

12時間ダイエットは、もっとも脂肪が体に蓄積しやすい深夜に食事を摂らないようにすること事が大事です。

そうすることで、新しく作られる脂肪のもととなるエネルギーを摂取せずに済みます。

また、眠っている間も基礎代謝としてエネルギーが消費されますが、12時間以上空腹の状態が続くと体内に蓄積している脂肪の燃焼が活発に行われ、エネルギーとして消費されます。

その結果基礎代謝が高くなり、太りにくく痩せやすい体となる効果が期待できるのです。

食事の時間を意識するので規則正しい生活となる

人間の体には日中に活動して夜は休息するという概日(がいじつ)リズムというものがあります。

その概日リズムをつかさどる体内時計が、不規則な生活をすることによって狂うと自律神経のバランスが崩れて代謝が悪くなり、太りやすくなります。

しかし、食事の時間や起床・就寝時間を意識して生活リズムを整えると、体内時計が正常に機能して自律神経の乱れが改善されます。

その結果、代謝がよくなり痩せやすい体になります。

ライフィット編集部

12時間ダイエットにはメリットが多く意外にも簡単に効果がでる食事法です。

12時間ダイエットは水分をとっていい?おすすめの飲み物は?

結論から言えば、12時間ダイエットは水分の摂取量や時間に制限はありません。むしろ積極的に水分を摂ることが推奨されています。

その理由は、水分を摂ることで食欲が抑えられるだけでなく、体の代謝がUPする効果もあるからです。

たとえば、朝起きた時にコップ1杯の水を飲むと血行がよくなり代謝が上がります。

また、食事の合間に小腹がすいた場合にも、水分を摂ると多少お腹が満たされるため、強い空腹感を抑えることが可能です。

しかし、飲み物の種類によっては12時間ダイエットの効果を得られない場合があります。

そこで、おすすめの飲み物と控えた方がよい飲み物、適切な水分の摂り方についてお話しします。

12時間ダイエット中におすすめの飲み物は?

12時間ダイエット中の水分補給でおすすめの飲み物はお茶や水、ブラックコーヒーといったノーカロリー・ローカロリーの飲料です。

特に、起床後12時間はノーカロリー飲料だけ飲むようにしましょう。

起床後12時間以内であれば、ジュースやカフェオレなどカロリーのある飲料を飲んでもいいですが、カロリーの過剰摂取となる可能性もあるため、摂取を控えた方が無難です。

なお、コーヒーには有酸素運動で体に酸素を取り込みやすくして代謝を上げたり、空腹感を抑えるダイエット効果があるため、目覚めの1杯として飲むことをおすすめします。

食事・運動・睡眠はどうする?12時間ダイエット正しい方法!

ここまで12時間ダイエットの効果や特徴について解説しましたが、ここからは12時間ダイエットにおける食事・運動・睡眠・間食について説明します。

12時間ダイエットの正しい方法や注意点とは?

1日3回規則正しく食事をとる・食事と食事の時間を空けすぎない

12時間ダイエットは1日3回規則的に食べることを基本とし、食事を抜かないことをルールとしています。

また、3回のそれぞれの食事の時間を空けすぎない、12時間以上断食しないことも大切です。

食べない時間が長くなると強い空腹感がストレスとなり、やけ食いやドカ食いなどの過食を引き起こす可能性があります。

また、体内にエネルギーが不足すると体の代謝に欠かせない筋肉がエネルギーに分解され、かえって代謝が落ちてしまう場合があるので、無理な断食は禁物です。

12時間ダイエットは無理のない食事の摂り方やスケジュールでダイエットを継続できる点が最大のメリットです。

12時間ダイエットのメリットを最大限に生かすためにも適切な間を空けながら食事は1日3回しっかり摂りましょう。

間食は200kcalまでにする

12時間ダイエットでは起床後12時間以内におやつを食べてもOKですが、その場合は200kcal以内としましょう。

3度の食事以外に食事を摂ってしまうとカロリー過剰になる恐れがあります。

もし間食が200kcal以上になってしまったら夕食を減らして摂取カロリーを調整しましょう。
夕食では、ご飯や麺などの炭水化物を減らすとよいです。

ウォーキングなどの運動も行う

12時間ダイエットは食事に気を付けるだけでなくウォーキングなどの運動も一緒に行うと脂肪などの体内エネルギーを消費しやすくなり、さらにダイエット効果が高まります。

また、お腹がすいて間食したい誘惑にかられた時に20分以上歩くと、空腹がおさまるだけでなく脂肪の燃焼が促進されます。

睡眠時間をしっかり取る

12時間ダイエットの効果を発揮させるためには、睡眠時間をしっかり取ることも大切です。

短時間の睡眠だと食欲抑制や代謝UPの効果があるレプチンの分泌が減り、逆に代謝を落とすグレリンや血糖値を上げるコルチゾールの分泌が増えるため、効果が落ちてしまうのです。
そのため、睡眠時間の確保も重要だと考えてください。

12時間ダイエットで痩せた人の口コミは?

最後に、12時間ダイエットで成功した人の成功談を口コミから集めてみました。

12時間ダイエットは水分が大事

毎日12時間ダイエットをしていますが、7時から19時以降は何も食べずに水分をたっぷりとっていたら、お菓子を食べても体重が落ちるようになり痩せました。

(のこのこ 女性 19歳)

睡眠時間を意識したら痩せた!

起きてから12時間後に食べないようにしていてもなかなか痩せなかったのですが、寝不足解消のため8時間睡眠を心がけたらすぐ2~3Kg痩せました。痩せるには睡眠時間も大事なんですね。

(シズオカ在住 女性 21歳)

無意識のうちにダイエットできてました

最近少しずつ体重が減っていますが、特にダイエットはしていません。ただ、ここのところ夕食の時間が前倒しになり、その後12時間食べていませんでした。無意識に12時間ダイエットになっていたようです。

(にも 女性 33歳)

これらの口コミでは意識して12時間食べないようにしている人もいれば、ふだんの生活のなかで無意識のうちに12時間断食している人もいます。

つまり、1日のうち12時間なにも食べずにいる習慣をつけると、無理をしなくても自然に体重が減る人が多いということです。

また、そのことから、苦痛を感じることなくダイエットしやすいというメリットがあるのは確かなようです。

12時間ダイエットは誰でも無理なく痩せられる

これまで説明してきたとおり、12時間ダイエットは起床後12時間以内に食事をするだけのシンプルなダイエットで、誰でも無理なく続けて痩せられるのがメリットです。

しかし、起床後12時間以内に3食食べられないこともあるでしょう。

その場合は野菜スープやスムージーなど、極力糖質や脂質が少ない食事を少量摂ることで、脂肪の蓄積を最小限に抑えることは可能です。

ライフィット編集部

夜の食事を抜いた結果、挫折してリバウンドしては元も子もないため、可能な限り12時間以内に食事をすませることを目標としながらダイエットを長く継続していきましょう。

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