脚太りの原因の一つが、むくみによるものです。

塩分や脂肪分の多い食事やアルコールの摂取、長時間の立ち仕事や座り仕事と、さまざまな要因からむくみは起こります。むくみで脚がパンパンだと、痛みや疲れがあるうえに見た目もよくありません。

ジョギングやランニングといった脚を使う運動は、むくみをより酷くする場合があるので注意が必要です。

下半身太りには、血行不良や冷えが深く関係しています。とくに心臓から遠い位置にあるふくらはぎは冷えが起こりやすく、冷えから体を守るために脂肪がつきやすくなります。

冷えを解消して脚の体温があがれば、皮下脂肪をつきにくくすることが可能です。血行促進や冷え解消には、適度な運動・マッサージ・入浴習慣とさまざまなアプローチが必要です。

血行不良や冷えが長く続き体のめぐりが悪くなると、体内に不要となった老廃物の排出が正常に行われません。

リンパの流れが滞ると、老廃物がつまってしまい脚太りの原因となります。食生活に気をつけていたり食事量が少なくても、脚が太くなってしまいます。

もっとも解消しにくい脚太りが、セルライト太りです。セルライトとは、体内の老廃物に脂肪細胞がくっついて固まったものです。

むくみや血行不良、脂肪の多い食事といった不摂生がかさなると、セルライトがひどくなっていきます。

セルライトを解消するには、ストレッチやリンパマッサージで血行促進をはかるとともに、適度な運動で筋力をつける必要があります。放っておくと外科手術をしなければならないこともあるので、はやめの解消が大切です。

スポーツ経験者の人で、現役時代から何年たっても脚が太いという場合は、筋肉太りの可能性が高いです。

ふくらはぎや太ももの筋肉の上から脂肪がついてしまい、脂肪太りだけを解消するより難しくなっています。筋トレを行うと、さらに脚が太くなるケースもあるので、ストレッチやマッサージで筋肉をほぐす必要があります。

脚痩せのための運動や筋トレは数多くありますが、運動嫌いの人には続けることが難しいものです。

脚のストレッチならいつでもどこでも簡単に出来るうえに、運動をするよりもハードルが低いです。週に1回しか出来ない運動より、毎日続けて行える簡単ストレッチの方が脚痩せに適しています。

ストレッチでは、脚が太る原因を根本から解消出来ます。

血行促進に大きな効果がのぞめるストレッチでは、脚の冷え解消・むくみ解消・体のめぐり改善・固まった老廃物や脂肪の排出すべてに効果的です。

むくみ太り・筋肉太り・セルライト太り・冷えからくる脂肪太りを解消します。続けて行うことで、痩せ体質に改善出来るので、リバウンドや新たな脚太りを防げるのです。

ストレッチは体をほぐす効果だけではありません。筋トレと比べると1回あたりの負荷は小さいですが、継続すれば筋力アップがのぞめます。

脚の筋肉をしっかり伸ばすことは、筋肉を使うことです。筋力がついてくれば脂肪の燃焼率が高まり、脂肪のついた脚を引き締めることが出来ます。

柔軟性が高まるので、ケガをしにくい健康な体が手に入れられます。運動不足の人は、ストレッチを日常的に行うだけでも健康効果やダイエット効果が得られるのです。